こんにちは!
我々日本人が当たり前のように飲んでいる【緑茶】が
世界で人気を集めており、年々輸出量が増えているのはご存知でしょうか?

今回はそんな【緑茶】の人気の理由など
様々な背景から調べてまとめてみました!

ぜひ見てみてください!!

緑茶とは


茶葉を原料としてつくる嗜好飲料のうち
その葉を発酵させないまま、焙炉 (ほいろ) の上でもみながら乾燥してこしらえるものです。
葉緑素の色があまり破壊されずに残るのでこの名称となります。

種類としては「玉露」「煎茶」「番茶」「焙茶」などがあります。

烏龍茶や紅茶も原材料は同じ茶葉ですが
発酵方法や、製造方法を変えて作らています。面白いですよね!

緑茶の海外進出

日本のお茶が海外へと輸出されるようになったのはいつ頃なのでしょうか?

1610年にオランダの東インド会社が平戸でお茶を買い付けてヨーロッパへと持ち帰ったのが
日本茶初の輸出と言われています。※諸説あり

緑茶の生産は明治、大正、昭和初期と増加し
国外はアメリカを中心に輸出されていましたが、世界大戦の影響を受けて輸出は減少していきます。

しかし、近年ではその沈んでいた輸出も伸びてきました!

東京税関より(平成30日4月18日)

海外で売られている緑茶は甘い


日本で売られているお茶にはいろいろな種類がありますが
砂糖などの糖分を加えた甘いお茶は紅茶ぐらいで他はほとんど甘くありません。

しかし海外で売られているお茶は大半が甘いです。
そもそも食文化の違いなどもあり、東南アジアなどでは
辛い・酸っぱい料理が多いことを背景に飲み物には砂糖を加えます。

また、ヨーロッパやアメリカなどで緑茶を飲むタイミングは
日頃の疲れを取る意味があり、疲労回復の為に糖分を入れる傾向があります。

私自身も海外旅行中に、凄く緑茶が飲みたくなり
コンビニで購入しましたが、すっごく甘くて驚いた経験があります。

緑茶の人気の理由

海外での和食ブーム

和食は今や全世界に浸透しており、各国にお店があります。
そうしたお店で出される飲み物として緑茶が多く、そこから人気が出たと考えられます。
また、そこで出される緑茶の多くは無糖です。

※お店によっては砂糖が常備されているとこもあります

健康志向の高まり

近年では、食や飲み物の摂取から健康を整えていくという考え方が主流になっています。
和食が海外で流行したのもこの流れですね。栄養バランスを考えられて作られていますよね。

緑茶に含まれている成分は大きく分けて3つあります

◆カテキン

血中コレステロール・体脂肪率の低下 がん予防 血圧・血糖値上昇の抑制 抗酸化作用 
抗菌・抗ウイルス作用・アレルギーの抑制 口臭・虫歯の予防

◆カフェイン

覚醒作用 持久力の増加 二日酔いの防止 利尿作用

◆テアニン

神経細胞の保護作用 リラックス作用 血圧の上昇抑制

海外企業に常備されている緑茶


サンフランシスコやシリコンバレーにあるIT企業では
伊藤園が販売している「お~いお茶」が爆発的な人気を誇っている。

理由としては前述したとおり、無糖でとてもヘルシーだということ。
企業が福利厚生として、常備しているという。

伊藤園は今後はもっと多様な企業にも営業を展開していくそう。

日本の「お~いお茶」を外国の人たちが持ち歩き飲んでいるというのは
ちょっと面白いですよね。

まとめ

いかがでしょうか。

今後は世界のコンビニや、企業に無糖の緑茶が普及する日も近いと思っています。
日本人としては嬉しいですよね。

また、甘い緑茶を飲んだ事が無い人は、ぜひ海外旅行などに行った際
ぜひ一度飲んでみてはいかがでしょうか?

[執筆:SPA横谷]
[最終更新日:2020/4/20]