みなさんこんにちは。
小澤です。

早速ですが、マイクロチップを人間の体内に埋め込むという話を聞いたことはありますか?
考えただけでゾッとしますし、映画のSFの世界と思っていましたが、実際に海外では体内へのマイクロチップの埋め込みが普及されているのです。
そして、そのマイクロチップの埋め込みがもっとも盛んといわれているのが北欧スウェーデンです。
スウェーデンではこれまでに約3,000人が米粒サイズのNFCマイクロチップを体内(主に手の甲)に埋め込み、鍵やクレジットカード、電車のチケットとして利用しているといいます。

今現在、日本では人間への体内マイクロチップ埋め込みは行われておりませんが、ペットにマイクロチップを入れる時代にはなってきています。
ペットにマイクロチップを入れることでのメリットとして、GPSで追跡でき迷子防止になったり、体調が悪くても声に出して訴えることができないペットのペースメーカーの役割になったり等、
そのような理由から、日本でもペットにマイクロチップを入れる方が増えてきているそうです。

ちなにみ、日本の環境省のホームページでは、ペットへのマイクロチップの埋め込みを推奨しています。
また、スイスやフランスなどではペットへのマイクロチップの埋め込みは飼い主の義務とされているそうです。

日本で人体にマイクロチップを埋め込む時代がくるのだろうか・・・。

マイクロチップの体内埋め込みを行うことで、どんなメリットがあり、どんな生活になるのか。
日本の未来を想像し、現在の技術で実現できるものに限定したとして想像してみましょう。
・手ぶらで決済(買い物、公共交通機関、タクシーなど)
・オフィスなど入室制限のある場所への入退室管理
・緊急時の血液型や病歴の確認
・暗証番号や生体認証に替わる個人認証
 等…。
コロナウイルスうをきっかけに、急激にスマホ決済やキャッシュレスが浸透してきましたが、
マイクロチップを体内へ埋め込むことで「手をかざすだけ」で様々なことが完結できるようになる、
ということです。
どこに行くのも何をするのも「手ぶらでOK」になる。
考えるとすごく便利ですが、やはり体内にチップを埋め込むというのはとても抵抗がありますし、
実際に埋め込むとしてもどのように埋め込むのか、等々。
なかなか想像しがたいものですよね。

では、実際に普及が進んでいる海外ではどのように人体にマイクロチップを埋め込んでいるのか。海外での実例を紹介。


マイクロチップは、米粒を2つから3つつなげたほどの大きさのカプセルです。
そして、そのカプセルが通るほどの太さの針を持った注射器に、マイクロチップがセットされています。
針の太さは、血液検査で採血されるときの3倍程度の太さですので、
結構太いですね・・・。
その注射器を、手の親指と人差し指の間の水かきがもっとも厚くなっているところに刺して、マイクロチップを送り込む。これでマイクロチップの埋め込みは完了です。
最初は違和感がありますが、2週間から3週間程度で何も感じなくなるそうです。
費用は、正確ではないですが、だいたい2万円から3万円が相場と言われています。

おわりに


人体へのチップの埋め込み・・・
冒頭にも話しましたが、私個人としてはそんなことは人間が作り出した想像の世界の話であって、「現実にはそんなことがあるわけがない」という印象です。
そして、太い針を想像するだけで怖いと感じてしまいます。みなさんはどう感じますか?
ありえないような話ですが、実際に人体へのチップの埋め込みが海外では普及していたり、ペットへのチップの埋め込みについては日本でも普及を始めています。

今思えば、私たちの身近なものを例に挙げると、今となっては当たり前のように各個人がスマホを所持し、いつでもどこでも離れた相手とメールアドレスも電話もできるようになりました。
SNSで相手の近況を知れたり、写真や動画をその場で加工して投稿できる。
一昔前の人からすると、信じられないような科学の進展だと思います。
その他ににも、様々なものが「いつの間にか普通」になっていますね。
そのように、人体へのマイクロチップの埋め込みも「いつの間にか普通」
になっている未来が近い将来来るのかも知れませんね。

[執筆:SPD小澤]
[最終更新日:2021/5/25]