みなさんこんにちは。
般林です。
緊急事態宣言も開けて、旅行の計画を立て始めた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか!
今回は、H.I.S.ホテルホールディングス株式会社が日本国内で展開する「変なホテル」についてご紹介します。

「変なホテル」とは??


2015年7月17日にH.I.S.創業者でハウステンボス社長の澤田秀雄の肝いりで発足した「スマートホテルプロジェクト」の一環で誕生したホテルで、「滞在時の快適性」と「世界最高水準の生産性」を両立するローコストホテルを目指して建設されました。長崎県佐世保市ハウステンボスに1号店がオープンし、以後全国に展開しています。
「変なホテル」の「変な」とは「奇妙な」という意味ではなく、
「変わり続けることを約束する」という意味が込められているそうです。
現在国内外あわせて21棟あり、そのうち海外初進出1棟目としては2015年8月に韓国・ソウルに、そして今年2021年中に海外2棟目としてニューヨークでのオープンに向け準備がされています。

「変なホテル」が注目されるわけとは・・・


「変なホテル」では、従業員数は3分の1、ロボット接客で高い生産性とエンターテインメント性を実現しています。
新型コロナにより、非接触でのサービスは当たり前になりましたが、「変なホテル」ではコロナウイルスが流行する前から、ロボットによる非対面、非接触のサービスを提供していたのです。
フロントに配したロボットがお客のチェックインをサポートするなど、先進技術やテクノロジーを活用しています。
「変なホテル」はエンターテインメント性と高水準の生産性を両立させ「初めてロボットがスタッフとして働いたホテル」としてギネス世界記録にも認定されています。

「変なホテル」の特徴


「非対面チェックイン」
人型ロボットや宇宙飛行士ロボット、そして恐竜ロボット等がお出迎え。
ユーザー自身のスマートフォンに専用アプリをダウンロードすることで、ホテル以外の場所からのチェックインも可能!
客室には照明・エアコン・テレビなどをタブレットで一括コントロールするAI技術を採用
「非対面デリバリー」
アメニティの追加などユーザーから要望があった場合にはデリバリーロボットでユーザーの客室までお届し、コロナ禍でも安心!

「変なホテル」は変化を惜しまない。変わり続けることを約束するホテル


15年に開業した第1号店の「変なホテル ハウステンボス」は人型や恐竜のロボットがチェックイン・チェックアウトをサポートするが、19年開業の14棟目「変なホテル東京 浅草田原町」からは、壁に映像を投影する光のホログラムを世界で初めてフロントに導入。恐竜・忍者・執事のキャラクターが業務を担うとともに、チェックイン後には、キャラクターと連動して、客室へ移動するエレベーター前までプロジェクションマッピングの映像が案内するといったサービスが追加されました。
そして、現在、ロボットも光のホログラムも日本語、英語、中国語、韓国語の4ヵ国語に対応しているが、今後、海外からの観光客を再び迎え入れられるようになったときに向けて、スペイン語やタイ語、インドネシア語等にも対応できるように考えてるそうです。
今後は、「利用者とロボットが会話をする」、そういったことが実現できるよになったらおもしろい、と創業者の方は考えているそうです。

まとめ


感染対策がしやすく、コロナ禍に対応できるホテルというということで更に名を知られるようになった「変なホテル」。
「非接触」「ソーシャルディスタンス」はもちろんですが、日本人の、「おもてなしの心」や「エンターテイメント性」も感じられますね!
今年はニューヨークという流行に敏感な国にも進出するといことなので、さらに注目されるのではないかと思います!
非日常を味わいたい方、ぜひ「変なホテル」で過ごしてみてはいかがですか。

[執筆:SPD般林]
[最終更新日:2021/12/24]