みなさん、こんにちは。
管理営業の深水です。

空撮をローコストで楽しめるドローン。旅行の記録撮影や趣味の映像製作だけではなく、ブライダル業界やTV業界など幅広く大活躍しています。
しかし、購入を検討していくと価格も性能も様々で、自身の用途にどの製品がマッチしているかが分からなくなってしまいますよね。
そこで今回は、ネットショッピングで売れ筋上位の製品からお勧めのドローンを、3機種に絞ってご紹介していきます!

ドローンの飛行ルールについて

まず始めに、製品紹介前にドローンの飛行ルールについてご紹介します。
日本国内は海外と違い国土交通省で定められいる法律が多くあるので、事前に確認をしておきましょう!ルールを守らない=前科になるケースもありますのでドローンを飛行させる前には必ず確認です!!

ドローンの飛行に対してのルール

2021年7月時点の日本では操縦者の資格や免許は必要ありませんが(2022年以降は免許制度を実施予定)ドローンの飛行に関しては、航空法小型無人機等飛行禁止法などの法律が設けられています。
機種本体(プロペラガードは含まない)とバッテリー重量合わせて200g以上の機体は航空法の『無人航空機規定』に適用され、飛行禁止空域が定められるので注意しましょう。

【航空法による飛行禁止区域と飛行ルール】
・空港周辺の上空の空域
・人口集中地区の上空
・150m以上の高さの空域
・緊急対応を行う航空機が活動する空域(緊急用務空域)
・夜間飛行
・目視外飛行
・人や建物などから30m未満の距離での飛行
・イベント上空での飛行
・危険物の郵送
・物件への投下
・飲酒時の飛行

200g未満のドローンを飛ばす場合でも、空港や国の重要施設の近くを飛行させてはいけないという、『小型無人機等飛行禁止法』が適用されます。法律や条例を確認したうえで安全に飛行させるように心がけましょう。
ただし、200g未満のドローンだからといって、飛行禁止区域外の住宅街や観光地で飛行させると第3者から通報されてしまうケースも少なくないので安易に飛行させず、近隣ルールへの配慮やモラルに欠ける行動をしない事も必要です。
また、航空法に定められている飛行禁止区域での飛行や飛行ルールに準じない飛行を行う場合でも、国土交通省へ申請を行い承認されることで飛行可能となります。TV番組でのロケ撮影などで申請を行っているケースもあります。

ドローンの選び方

それでは、本題のドローン選びについて紹介させていただきます。ドローン選びのポイントを3つに絞って解説します。

➀映像クオリティ
TV番組もYouTubeも現時点ではフルHD(1,920×1,080p)が主流となっているのでフルHD以上が望ましいです。画質にこだわりを持つ方や業務上4K画質が必要な方は値段は高くなりますが4K撮影可能でかつハイエンドモデルを選びましょう。また、車やバイク等の動きの早い物体を撮影する・ドローン自体の動きを速くしてアグレッシブな撮影をする等の撮影を検討されている方はフレームレート(fps)の数値も重要になります。フレームレートが低い設定で動きの早い映像を撮影すると映像記録の情報量が足らず、4K画質なのにザラザラした質感に見えてしまったり、滑らかな映像にならない、スローモーション映像にしようとしたけどコマ情報が少ない等の問題が多く出てきます。前述した動きの早い映像を撮影する場合はフレームレートの数値を60fps以上の撮影ができる機種を選びましょう。スローモーション映像を作成したい方は120fps以上であればとても滑らかなスローモーション映像が作成できるようになります。

➁機体の安定感
ドローン撮影は天候に大きく影響されてしまう撮影方法です。撮影予定日に悪天候になってしまい飛行予定の変更やキャンセルをすることが多々あります。ただ、快晴の時でも1つだけ影響を受けてしまう場合があります。それは風の影響です。ドローンを飛行する上で特に注意を払わないといけないのが風速です。人がいる地上とドローンが飛行する上空での風速は大きく違います。人の感覚的な風速で安易に飛行させてしまうと墜落事故に繋がる可能性があるので、飛行させる環境や上空の障害物の有無、立地条件などを考慮する必要があります。ドローンは機体によって飛行可能風速(最大風圧抵抗)の記載があり、一般的に重量がある大型のドローンは抵抗力が高くなります。

https://www.dji.com/jp/air-2s
➂飛行に対してのフットワーク
大型ドローンは重量が200g以上であるために飛行禁止空域が広範囲に定められてしまい飛行許可の承認が降りるまでに時間を要してしまったり、飛行可能な場所への移動を強いられる事がデメリットとしてあります。その為、ドローン撮影に対して消極的になってしまうユーザーが多いのが実態です。そこで国内では200g未満のドローンが注目を集めています。大型ドローンより縛りが少ない為、ユーザーからは手軽な2機目のドローンとして購入され、初心者の方々からは入門機として人気が高いです。小型になることで持ち運びが容易になったり、比較的予算を下げれることから、旅行などで気軽に使いたい方にはお勧めです。ただ、➀・➁で述べたように映像の質や飛行時の安定感を優先する方には大型ドローンをお勧めします。