今注目を浴びている【 b8ta(ベータ)】が
今年の夏に日本初同時上陸(新宿マルイ本館・有楽町電気ビル)となる。

b8ta(ベータ)とはシリコンバレー出身の3人の男性によって設立され、
現在は、全米13店舗を構える同社の店舗の特異な点は、【売る】という行為を目的としていない。
店舗には様々な商品があり、iPhoneに取り付けるカメラ、電動キックボード、化粧品と多岐に渡る。
商品の共通点は、スタートアップのベンチャー企業によって開発させて商品だということ。

スタートアップ企業の悩みは、商品は開発しても顧客の目に触れる機会を得られないこと。
現在の現状としては、多くの企業がネット中心の販売に頼らなくてはならないこと。
【b8ta(ベータ)】では、新しい製品が利用者の目に触れ、実際に手に取り体験し、その意見をフィードバックしてもらうことで製品改良し、より良い商品へと進化させていくことができる。

その【実験】の場を与えたのが【b8ta(ベータ)】である。

店内には自由に商品に触れることができ、試すことができ、尚且つ商品の隣にあるタブレットに商品概要等があり、商品について熟知しているスタッフ常駐しているので、より詳しい説明を受けることができる。

そして気に入った商品があれば、その場で購入することも可能である。

b8ta(ベータ)の収益は【情報】。
b8ta(ベータ)には天井・壁に膨大なセンサーとカメラが取り付けてあり、
それにより、どんな顧客がどの商品の前で立ち止まり、何を触れ、何に興味を示したという情報を取得し、
出品企業にフィードバックしている。

新しい製品が自分の意見で変わっていき、より使いやすいようになるのであれば、顧客としても良いですね。
これからの小売業がテクノロジーとどのように向き合っていくのか、楽しみで、
また、出店箇所についても「マルイ」「モディ」へ予定しているということで、
多くの人にこのサービスが広まりそうですね。

[執筆:SPD佐藤]
[最終更新日:2020/1/31]